塩釜で過ごした旧正月の一日

画像提供:   斉藤 隆夫 氏     2024.02.15

仙台の斉藤さんからの投稿です。
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-- 斉藤さんからのメッセージ --

2月11日、仙石線で塩釜に行ってまいりました。塩釜神社に気休めにしかならぬかもしれませんが旧正月でもある事と考え、遅い初詣を行いました。

本塩釜駅前には毎年干支にちなんだ石像が置かれており今年は辰でした。

干支のせいか、うさぎに妙な親近感を抱いてしまいました。昼が近かったので美味しいと評判の鮨屋に行来ましたが、既に満席で、しばらくお待ち下さいとの事でしたが流石に外で30分以上待つのは大変辛かったです。連休ということもあるでしょうが私の後からも続々とお客さんが来ているらしく、外ではまだかまだかの話し声が聞こえて来ていました。

どのような寿司であるかは写真でご判断ください。

塩釜は坂の街でもあるため、健脚でなければ歩き回れないだろうと思われます。

小高い丘の上にある杉村美術館(https://sugimurajun.shiomo.jp)は塩釜出身の画家で魚の絵を描くときは鮮度が落ちると奥さんが魚屋に足を運び、鮮度の良い魚を何度も買い求めた逸話があるそうです。

魚の絵は確かに鱗が輝き、鮮度が良さそうに見えました。

鹽竈神社、志波彦神社、に参拝し鹽竈神社博物館 http://www.shiogamajinja.jp/museum/にふらりと寄ってみました。

中にはお祭りの時に使う御神輿や刀剣が一階に陳列されていますが、2階には 鯨の骨格標本、ウミガメの体長、1.2m位のオサガメの剥製、カジキマグロの剥製、オヒョウという巨大なカレイの剥製が陳列されています。

御神輿は重さ1トンもあり塩釜港祭りや帆手祭りの時は毎年氏子により二百段以上ある石段を担がれて降りたり、登ったりするそうで勇壮なお祭りです四季桜と言って既に桜が咲いていたのには驚かされました。

帰りはタクシーで駅に向かいましたが、タクシーの運転手さんによれば最近の若い女性の観光客はガイドブックやスマホのSNSで紹介されている記事を頼りに、あそこの回転寿司がおいしいと書いてあるから連れて行ってとか、お婆さんが一人で頑張っている焼き肉屋さんで食べてみたいとか地元の人間は出入りしないような店に他県からやって来ては連れて行ってとせがむそうです。

自分の舌で判断せず、書いてあることを鵜呑みにして、遠くからやって来て 満足して帰って行く気持ちがわからないと嘆いていました。

































オヒョウです







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