宮城県伊豆沼に飛来する白鳥たち

画像提供:   斉藤 隆夫 氏     2021.12

仙台の斉藤さんからの投稿です。
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 宮城県の北に位置する伊豆沼、内沼、蕪栗沼は渡り鳥の飛来地としても有名です。

「伊豆沼は秋から冬にかけて渡り鳥の越冬地であり、マガン(国の天然記念物)、ヒシクイ(国の天然記念物)、マガモ、オナガガモ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、オオハクチョウ、コハクチョウなどが飛来する。これらを観察するためにバードウオッチングの愛好者でにぎわう。早朝や夕方に一斉に飛び立つマガンの羽音と鳴き声は「日本の音風景100選」に選ばれている[2]。
これらの水鳥の生息地として保護するため、1967年(昭和42年)から「伊豆沼・内沼の鳥類およびその生息地」として国の天然記念物に指定されている。その後1982年(昭和57年)に国指定伊豆沼鳥獣保護区(集団渡来地)に指定されており(面積1455ヘクタール、うち特別保護地区907ヘクタール)、1985年(昭和60年)に国際的に重要な湿地を保全する「ラムサール条約」に登録された。これは日本国内で2番目の登録地である。」※Wikipediaより

 夏はハスの花が咲き乱れてハス祭りが催されますが冬は渡り鳥が飛来し、水田の落穂を拾ったりして、飢えを凌いでいる様です。かつては観光客や地元の人が積極的に餌をやっていたそうですが鳥インフルエンザを恐れてか餌をやる人は少なくなったそうです。
 それでもやっぱり一袋100円でコメを煎って膨らましたらしき餌が売られており、餌を求めて白鳥やマガンが人を怖がらずにすぐ近くまで寄って来ます。
 灰色の白鳥はまだ若いと教えられましたが体の大きさは成鳥と変わりありません。
 近くの長沼には長沼公園があり、オランダ風車がなぜか設置されております。
 この場所はNHKの朝ドラ、お帰りモネの舞台としても知られています。
 モネ展が開かれていましたが中は撮影禁止でした。
 伊豆沼の水質は悪く日本で一番というお墨付きをいただいておるのですが外来種であるオオクチバスやカミツキガメがいつの間にか放たれて在来種が絶滅の危機に瀕しましたが近年は駆除されてだいぶ在来種の数も増えて来ているようです。
 日の出の時と夕刻に水鳥が飛び立ち幻想的な風景となるそうですが、残念な事にかないませんでした。

 機会がありましたら早起きして行きたいものです。








































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