仙台の秋

 仙台の秋です。

 まだ紅葉が最盛期を迎えているとは言い難い仙台ですが青葉城址より東北大学川内キャンパスを経て青葉通りまでをのんびりと撮影して来ましたので投稿いたします。青葉城址はご存知のように山城で天守閣を持たない平屋でした。幕府に対して謀反などの二心はないとのメッセージを込めての事だったそうです。ただ抜け目がないというか隠居の場として造営した若林城はちゃんと堀を設け要塞化しておりましたが幕府には報告はしていなかったそうです。現在は周囲と堀で隔たれていた事から宮城刑務所として利用されており、私の仕事をしている所とは道路一本しか隔たっておらず、私は毎日刑務所の塀を外から眺めて暮らしています。年に一回中を見学する事ができますが伊達政宗が持ち帰った梅の苗木が巨木となった臥竜梅が有名ですが近年落雷により1/3ほどがダメになったそうです。

 青葉城址には護国神社もありなぜか戦艦大和の1/100の模型が置いてあったり、Z旗が翻っていたりとかなり好戦的神社です。

 青葉城の二の丸は現在東北大学のキャンパスとして使用されておりますがその一角に支倉常長の像が置かれております。ここの紅葉は見事です。

 青葉通りは川内が杜の都と自負するだけありケヤキ並木の通りが見事です。

 秋も深まると道路に落ち葉がつもり、仙台市民は年の瀬が近いことを皆感じることとなります。皆様も健康に留意なさってください。