青の洞窟

画像提供:   斉藤 隆夫 氏     2019.08

仙台の斉藤さんからの投稿です。
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 イタリアのナポリから水中翼船で小一時間の距離にあるリゾート地カプリ島の青の洞窟を撮影して来ました。青の洞窟周辺は石灰岩の地層が目立ち,結果的に鍾乳洞と同じように波で浸食された空洞が形成され,また出入り口が極めて狭いために波長の短い青色光しか空洞内に入ることができないために神秘的光景を呈していると思います。
 青の洞窟を目指して訪れた人の約半分は風や波の関係で洞窟内に入ることが出来ないとの話でしたし、また太陽光の入射角の関係でしょうが午前中が最も適している時間帯とのことでした。
 カプリ島より朝早くより小舟がまるでカルガモの親子のように青の洞窟まで曳航されておりましたし、近くには大型クルーザーも何隻も停泊しておりました。日本でのお金持ちとは少しスケールが違うようです。
 洞窟の入り口は小舟が一艘やっと入れる程度で何艘もの船が順番待ちをしており平均待ち時間は1時間程度とのことでした。
 青の洞窟が面しているティレニア海は昔「太陽がいっぱい」のロケ地に選ばれただけあり海の色は群青色で映画に出てくる海の色そのものでした。
 小舟に乗り移りますが頭を低くしないと岩肌にぶつかるために仰向けに寝て入りましたが我々の船頭さんはごらんのように一見海賊風の風貌でした。
 サービスのつもりでしょうが大声でいささか調子外れのサンタルチアを歌い,拍子を取るために足で力任せに船底を蹴っておりましたのでいつ船底に穴が開くかヒヤヒヤ物でした。板の厚さは普通1cmもないはずです。
 洞窟内は写真の通りです。どこまでも青く透明な海面が幻想的でしたし、洞窟の天井までが青く染まっていました。
 残念なことに5分程度で出なければなりませんでしたが待った甲斐はあったと思います。
 しかし出るなり船頭さんに1ユーロ程度ですがチップを要求されたのには現実に引き戻されたようで参りました。
 一緒のツアーで行った老婦人が冥土の土産が出来たと喜んでいたのが印象的でした。まさか三途の川の渡し船と錯覚したわけではないでしょう。
 斉藤 記














プリズムを通した光ビーム輝く白、全体の虹色のスペクトルに光を拡散させます。


























































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