石巻

画像提供:   斉藤 隆夫 氏     2019.04

仙台の斉藤さんからの投稿です。
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 石巻市の運動公園内に1964年に開かれた東京オリンピックで使用された聖火台が屋外展示されています。東北復興のシンボルとしてまた2020年の東京オリンピックの聖火リレーの出発点との祈りを込めて設置されましたが今月4月一杯で岩手県に移されることになりました。多分1964年10月10日、当時のほとんどの日本国民がテレビを通じ目にした聖火台への点火の瞬間を思い出させるモニュメントです。
 高さは約2m位で黒光りする様は重厚な印象を受けますが、少し興ざめしたのは銀色の蓋が被されていたことです。まるで巨大なカップヌードルといってもおかしくない感じでした。
 時間がありましたので石巻駅周辺を歩いて見ました。石巻駅より石ノ森萬画館への道のりはマンガロードと呼ばれ石ノ森氏のキャラクターが置かれています。
 石ノ森萬画館https://www.mangattan.jp/manga/に詳しく記載されておりますので興味のある方はどうぞご覧ください。
 しかし石ノ森氏が亡くなってすでに20年以上が経ち、今の若い世代への知名度はどの位なのだろうか?また20年後にはどうなっているのだろうかと余計な心配をしてしまうほど石巻の街並みが石ノ森氏へのめり込んでいるような印象を受けました。
 元号も令和に変わります。我々は昭和、平成、令和を生き抜くことになります。子供の頃明治、大正、昭和を生き抜いた方々をすごく歳をとった人と感じた記憶がありますが、今後は攻守逆転して我々が若い世代にそのように見られることになるのでしょうか?
 斉藤 記



1964年東京五輪の聖火台











石ノ森章太郎萬画館へ・・・マンガロード











































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