2012年 初夏

画像提供:   斉藤 隆夫 氏     2012.06

仙台の斉藤さんから画像が届きました。
画像をクリックすると拡大表示します。

輪王寺の六遷(1532年~1602年)

 輪王寺の草創期は、伊達氏の躍進の時期と重なり、伊達氏の居城は、梁川・西山・米沢・会津・米沢・岩出山・仙台と変わりましたが、輪王寺もこれに従って 転々とし、現在の仙台の地に移ったのは、十七世政宗の慶長七年(1602年)、九世久山光天和尚の時でした。これを「輪王寺の六遷」と称します。

復興 (1903年)

 曹洞宗の大本山、永平寺と総持寺は、輪王寺の衰徴を惜しみ、明治三十六年(1903年)福定無外和尚(1881-1943)を輪王寺住職に特選し、その復興を託しました。  無外和尚は辛苦十余年、寝食を忘れて再建に努力し、大正四年(1915年)、現在の本堂と庫 裡を完成しました。

庭園と伽藍 (現在)

 無外和尚は庭園の建設にも意を注ぎ、その晩年には、ほぼ現在の規模を備えた庭園が出来上がり、今日の輪王寺禅園の基礎が整えられました。
 無外和尚以来の伽藍の復興と庭園の整備は、次の日置五峰和尚(1893-1972)に受け継がれ、梵鐘・位牌堂・坐禅堂・開山堂などが次々と完成し、七堂伽藍の すべてが整いました。また、庭園も茶室半杓庵が建設され、東北有数の名園となりました。
 さらに日置道閑和尚(1926~2009)の時代、昭和五十六年(1981年)開山五百回大遠忌を記念して三重塔が建立され、輪王寺は昔日の偉容を回復するに至りま した。

 昨日仙台市北山付近の輪王寺に行き菖蒲の撮影をしてきました。上記に書いてあるのはHPからの引用です。庭園は回遊式になっており四季折々の花を楽しむことが出来ます。
学生時代この近辺に住んでおりましたが年配に人達が行くところ言ったやや引いてしまいがちなイメージがありましたが今では抵抗無くは入ることが出来ます。
近くには仙台であじさい寺と呼ばれるあじさいが咲き乱れ卯お寺がありますがこちらは現在咲き始めでし他。まだ満開までには時間がかかります。
横の会、仙台支部へ皆様よろしければお出で下さい。
 斉藤 記

輪王寺





















近くにあるあじさい寺で咲き始めの花がありましたのでお送り致します。

あじさい








おまけに・・・

仙台に晩翠草堂と称す土井晩翠が晩年過ごした家が保存されております。
そこに掲げられた色紙に戯れ歌がありますが結構酒好きであったとの評判で、校歌を頼まれると地元の有名な 川、山を校歌に織り込んで作詞をするのが得意であったそうで秋田高校の作詞もこの様な過程を経て作られたと思います。
気に入った色紙の写真をお送り致します。
「酒という文字を見るさえうれしきに、のめという人神か佛か」
私の周りはさしずめ神仏の大集団と言う事になります。





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