震災後の様子

画像提供:   斉藤 隆夫 氏     2011.4

斉藤さんから東日本大震災後の若林区の様子を撮影した画像が届きました。
画像をクリックすると拡大表示します。

東日本大震災から1ヶ月以上が過ぎていますが未だ余震に悩まされております。
生活も次第に落ち着きを取り戻しておりますが、私の住む若林区は津波により56%の地域が浸水して、農地は塩 害によりしばらくの間作付けは出来ない状況です。
沿岸部に検視に出かけた大学の後輩によると、地獄絵図とはこの様な状況を指すのだろうと気が滅入って帰ってきたそうです。
ただ今回の震災は、単に東北地区だけでなく日本全体に何年にもわたり、経済的問題、原発による環境汚染問題、 被災地において一人一人が極めて過酷な生活の再設計を強いられる等、 今だかって誰も経験したことのないハードルをクリアせねばならないと思います。
幸いにして私は今回の震災にて軽微の損傷で済みましたが若林地区は立ち直れるまで何年かかるかわかりません。
関東以北に住まわれている方はまだ油断は出来ない時期かと思いますが、またお会いできる日を楽しみにしております。
見て楽しい写真とは思いませんが本日撮影してきた写真です。

震災後 4月24日撮影














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